LaVie GシリーズタイプC(PC-LG32VUZGG)を入手しました。 これにLinuxをインストールしてみます。
内蔵有線LAN | Intel PRO/1000 MT Mobile | 1000M対応はまだかな? |
内蔵無線LAN | UGJZ 10a/b/g MiniPCI Network Adapter | madwifiで使用可能 |
ビデオ | ATI MOBILITY RADEON 9600 PRO | 1400x1050 24bppで表示可能 |
サウンド | Intel i810 | sndconfigでi810_audioと設定される |
Linuxでは内蔵有線LANが使用できません。 内蔵無線LANはドライバを別途入手すれば使用できました。
Linuxをインストールするために、Windows領域になっているHDDを
パーティションを切ってLinux領域を作成します。
Windowsを削除しちゃう場合は関係ありません。
標準的な設定や内蔵機器の設定を紹介します。
標準外の設定を試した結果を紹介します。
再セットアップ用DVDを作成する
パーティションがCドライブ(26GB)、Dドライブ(4.6GB)と再セットアップ用に 約8GBに別れていました。再セットアップ用の部分はDVD-Rに移せるよう なので、付属マニュアルに従って、DVDに移して削除することにします。
Dドライブ(4.6GB)と再セットアップ用の8GBをLinux用にすれば、 そこそこ使えるでしょう。
qtpartedでサイズ変更
そこそこ領域を確保できましたが、qtpartedでCドライブを小さくしました。 Windows(23GB)とLinux(15GB)にしました。
Vine Linux 2.6r3をインストールします。 さらに細かくパーティションを分割します。 Disk Druidで以下のようになりました。
hda1 | 23GB | Windows領域 | 7 | |
hda2 | 128MB | /boot | 83 | |
hda3 | 15GB | 拡張領域 | f | |
hda5 | 5GB | / | 83 | |
hda6 | 1GB | SWAP | 82 | |
hda7 | 9GB | /home | 83 |
再起動すると、WindowsもLinuxも起動できました。
システムをアップグレードするにしてもLANが使えないと話になりません。 そこで、まずはじめにLANを設定します。 しかし、内蔵の1000Base-TXの有線LANが認識されません。どうも新しすぎて インテルからまだドライバがリリースされていないようです。
そこで、内蔵の無線LANの認識をやってみます。madwifiで動くようです。 以下の手順で、ソースファイルを入手し、コンパイル&インストールします。
$ cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.net:/cvsroot/madwifi co madwifi
$ cd madwifi $ make
$ su # insmod wlan/wlan.o # insmod ath_hal/ath_hal.o # insmod driver/ath_pci.o
# make install
DEVICE=ath0 ONBOOT=yes BOOTPROTO=dhcp USERCTL=yes
alias ath0 ath_pci
ネットワークが接続できたら、aptでアップグレードしておきます。
# apt-get update # apt-get dist-upgrade # apt-get install kernel-smp#2.4.22-0vl2.10 kernel-headers kernel-source kernel-doc
/etc/lilo.confに新しいカーネルの設定を加え、liloを実行し再起動します。
image=/boot/vmlinuz-2.4.22-0vl2.10smp label=linux.new read-only root=/dev/hda7 other=/dev/hda1 optional label=WinXP
sndconfigを使ってサウンドの設定がすぐにできました。i810_audioドライバ が使用されます。
Xconfiguratorで1400x1050 24bppを選択したら設定できました。