FMV-S8230にLinuxを!

理学部推奨ノートパソコン 富士通 FMV-S8230を入手しました。 これにLinuxをインストールしてみます。

Linuxの動作状況

CPU Intel Core2Duo 1.66GHz
ビデオ Intel 945GM 1024x768 24bppで表示可能
サウンド Intel 82801G (ICH7 Family) snd-hda-intel

Vine Linuxの設定

パーティション

Vine Linux 4.1をインストールします。 さらに細かくパーティションを分割します。 Disk Druidで以下のようになりました。

sda1 100MB Windows領域27
sda2 29GB Windows領域7
sda3 128MB /boot 83
sda4 28GB 拡張領域5
sda5 28GB Linux LVM8e
VolGroup00-LogVol00 12GB /
VolGroup00-LogVol01 1.2GB SWAP
VolGroup00-LogVol02 14.5GB /home

LANの設定

システムをアップグレードするにしてもLANが使えないと話になりません。 そこで、まずはじめにLANを設定します。
ドライバにsky2が使われるようになりました。

サウンドの設定

gnome-sound-propertiesを起動し、「ソフトウェアによるサウンド・ミキ シングを有効にする」と「システムサウンドを演奏する」にチェックを入れれ ば音が鳴りました。

ビデオの設定

インストール時に 1024x768 24bppで表示できました。

アップグレード

ネットワークがつながったらアップグレードといろいろなパッケージをイ ンストールします。

# apt-get update
# apt-get upgrade

いろいろな設定

ACPIを利用した設定

電源ボタンで停止

acpiが利用できるので、「電源ボタンで停止(halt -p)」を実行するようにしてみました。 acpidというパッケージがあるので、これをダウンロードします。 設定は /etc/acpi/events/の下にイベントに対応した設定を書いたファイルを用意すればよいです。

電源ボタンを押した際に halt -p を実行するには、例えば /etc/acpi/events/power_off と言うファイルに以下のように書きます。

event=button/power *
action=/sbin/halt -p

event=行は/var/log/acpid に表示される内容をみながら決めます。 action=行は実行するコマンドか、スクリプトのファイル名を指定します。

ソフトウェア・サスペンド

Vine Linux 3.1では、ソフトウェア・サスペンドが可能です。 swsuspctlパッケージをインストールし、/usr/sbin/swsuspctl -gを実行する とサスペンドします。

# apt-get install swsuspctl
# swsuspctl -g 

次に、電源を入れると、保存してあった元の状態に戻ってくれます。


Last modified: Mon Feb 26 15:44:30 JST 2007