1対多の連合

相互想起型連想記憶では、キーパターンに対して連合パターンを対応付け て記憶する。1つのキーパターンに対して1つの連合パターンを対応付けるとき は「1対1の連合」と呼ばれる。一方、1つのキーパターンに対して複数の連合 パターンを対応付けるときは「1対多の連合」と呼ばれる。

1対多の連合を行う場合には、キーパターンに対応する連合パターンが複数 存在するため、出力がそれらの混合状態となってしまう。従って、混合状態か ら記憶した連合パターンの1つを取り出す機構が必要である。


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Last modified: Mon Feb 22 14:08:31 1999