CUPの速さはクロック数が目安となりますが、 必ずしも、大きければ速いとは限りません。 Pentium IIなども考えましたが、値段的に安く作りたかったので AMDのK6-2を選びました。 コストパフォーマンスはAMDの方が良いようです。 当時、(確か)K6-2には333MHzのものもありましたが、 メモリの速度(100MHz)も考えて300MHz (100MHz x 3.0)にしました。
1998年春頃(1997年末かも)から、100MHzベース(PC-100対応)のSDRAMが登 場しました。 全体的に高速に動作させるためには、メモリも速くなくてはいけません。 そこで、メモリはPC-100対応のものにしました。 容量は増設が容易であるのと、時間が経つと安くなる傾向にあるので、 とりあえず64MBにしました。
メモリをPC-100対応にしたので、ベースクロックが100MHzまで 出るものにしました。 また、ビデオカードもAGPバス対応のものを考えていましたので、 AGPバスが付いているマザーボードにしました。
ビデオカードはPCIバスのものよりもAGPバスの方が高速であるため、 AGPのカードを選びました。 XFree86のドライバは対応したばかりで、少々不安がありましたが、 今後、AGPが主流になるであろうと考えて決めました。
高速回転であれば何でも良いでしょう。 しばらくは、SCSIカードを付けないので、ATAPIにしました。
その他はなんでもOK。
バックアップ用のデバイスがなかったので、 CD-Rを接続することにしました。 CD-RとSCSIカードの間には相性があるため、動作実績がある組合せを 選ぶことにしました。
相性については CD-R directory を参照するとよいでしょう。
CD-RはSCSIの方が主流であるので、SCSIホストアダプタを付ける 必要があります。 CD-Rだけの接続ならば、SCSI-2で十分ですが、将来性をを考えて SCSI-3 (Ultra Wide SCSI)にしました。 さらに、標準とされる Adaptec社製のカードにしました。 ちょっと高くつきましたが、CD-Rとの相性を避けるために安全なものを 選びました。