【参考情報】
sda1 | Cドライブ |
sda2 | Dドライブ |
sda3 | /boot |
sda4 | LVMでLinuxが入る |
Linuxのインストーラでは、GRUBを/dev/sda3にインストールする。 インストール終了後、このままではLinux側が起動できないので、インストー ルCDを使って、レスキューモードで起動する。
boot: linux rescue
起動できたら、/dev/sda3にあるブートイメージを抽出する。ここでは、 linux.imgと言うファイル名(任意)とする。"bs=512 count=1"は決まった定 数である。
# dd if=/dev/sda3 of=linux.img bs=512 count=1
linux.imgをUSBフラッシュメモリ等に移す。ネットワークが使えれば、 scpでコピーできるし、USBを認識できれば、そのままコピーしてもよい。
# scp linux.img user@192.168.0.10: または # mount -t vfat /dev/sdb1 /mnt # cp linux.img /mnt/
とにかく、USBフラッシュメモリの中に、linux.imgをコピーできたとする。
管理者モードでコマンドプロンプト(アクセサリの中)を起動する。 これは、メニューで右ボタンを押せば起動の仕方を選べる。 bcdeditコマンドで、Linux用のブートエントリを作成していく。
bcdeditコマンドで、現在の設定をみる
C:\Windows\system32>bcdedit
ntldrエントリーをコピーする
C:\Windows\system32>bcdedit /copy {ntldr} /d "Linux" エントリは {a897c754-c895-11db-8dc6-000c29393d0c} に正常にコピーされました。/d はdescriptionのdだと思う。これで、"Linux"と言うラベルを作る。 任意の文字列を指定してよい。
{から}までの英数字をコピーしておく。この文字列が識別IDとなる。
識別IDのエントリに、パーティション情報を設定する
C:\Windows\system32>bcdedit /set {a897c754-c895-11db-8dc6-000c29393d0c} device partition=C:partition=C:はntldrのあるパーティションを指定します。Vistaのみがインス トールされているならば、C:でしょう。
Linuxのブートイメージの位置を指定します。C:ドライブ直下に置いて いるならば、\linux.imgです。
C:\Windows\system32>bcdedit /set {a897c754-c895-11db-8dc6-000c29393d0c} path \linux.img
メニューの最後にLinuxのエントリを追加する。
C:\Windows\system32>bcdedit /displayorder {a897c754-c895-11db-8dc6-000c29393d0c} /addlast
bcdeditコマンドで、設定を確認する。
C:\Windows\system32>bcdedit
これで再起動すると、選択メニューが現れるはずです。